住民税は、引越し元と引越し先のどっちに払えばいいの?

 

同一市内での引越しでは問題になりませんが
市外へ引越した場合にふと疑問になるのが、住民税です。

 

引越す前と引越し後、どちらの市に対して住民税を払えば良いのか?

 

住民税(都道府県民税+市町村民税)は、1月1日~12月31日を1クールで計算し
この期間の所得に応じた住民税を、翌年の6月から支払い開始します。

 

 

つまり、どこに引越しをしてもその年に請求される住民税は
前に住んでいた市からになります。

 

この時に気をつけたいのが
「転出届」を提出した日=「引越した日」として扱われる事です。

 

届けを出さないと、ずっと転居前の市から住民税の請求が来るばかりではなく
罰金を取られる可能性もありますよ!

 

※住民基本台帳法により、転居した場合は14日以内
転居前の市役所に「転出届」、転居後の市役所に「転入届」を提出する事が義務付けられています。

 

なお、転居前と転居後の2つの市から同じ期間について住民税を請求される事は
ありませんのでご安心ください。

 

会社勤めの方は、転居届けを提出すればあとは会社で必要な手続きをしてくれますので
あまり気にした事が無いかもしれませんね。

 

こういう仕組みになっていると、頭の片隅に残しておいて頂ければと思います。